令和4年度「両親の集い(月例会)」報告

講師 東京都立東部療育センター
院長 岩崎 裕治 氏

日 時:令和4年10月18日(火)10:30~12:30
会 場かつしかシンフォニーヒルズ別館 5階レインボー
テーマ:「重症心身障害児者の現状と課題」
講 師: 東京都立東部療育センター 院長 岩崎 裕治 氏
担 当:葛飾区分会
参加者:62名

講師の岩崎院長は、重症心身障害児者の医療・福祉を長年支えてくださり、現在も重症児者と家族に寄り添っていただいています。先生の経験を通して、重症心身障害児者の現状と課題を4つの項目に分けてお話いただきました。

・重症心身障害児(者)とは
・重症心身障害児(者)の現状
・地域連携ならびに移行支援
・重症心身障害医療・施設の課題・方向性

重症児者の歴史で小林提樹先生が昭和30年に日赤産院で「日赤両親の集い」を始められてからたくさんの支援者のご尽力があり、現在の「両親の集い(月例会)」に繋がっている事を再確認しました。

また、重症児者の現状では医療的ケア・加齢などで重症度が高くなり、人工呼吸器利用者が増加し、医療機器の種類が増えたことでスタッフがご苦労されていることも知りました。

最後に施設の課題として「医療と予防」「経済的・医療的基盤の整備」「ACP・自己決定支援」「地域との連携」「在宅生活のセーフティーネットとしての施設」などがあげられていました。

コロナ禍での開催でしたが、地域の施設関係者、ご家族などのたくさんの参加があり療育センターへの期待の大きさ、必要性を感じました。

<参加者感想>一部抜粋

・重症心身障害児者のおかれた問題点について、要領よくまとめてくださっており、今後、職場で役立つ内容でした。

・今後も学習会や研修に参加し、職場の他スタッフにも共有していきたいと思います。

・コロナ禍でなかなかこのような研修を受けることができなかったので、貴重な機会をありがとうございます。

・重症児者の病態や突然死など知りたいことが学べました。普段元気なのですが、突然死の話は少々ショッキングでしたが、いろいろと気をつけて見ていきたいと思います。

・超重症者の子どもですが、改めて知る部分も多く、大変勉強になりました。

・重症児者に関して、改めて復習した感じがします。

・子どもは20代前半ですが、今後どういうことが起こるのかを考えさせられました。

・いろいろな気づきを頂戴できた講演でした。医療の側面からも我が子を見つめ直したいと思いました。