令和5年度 第2回「両親の集い(月例会)」報告

講師:全国重症心身障害児(者)を守る会
顧問 古川 英希氏

日 時:令和5年11月28日(火)10:30~12:30
会 場北浦記念館3階 地域交流ホール
テーマ:全国守る会の理解を深めるために
    ~親の会の歴史とこれからの活動のあり方~
講 師:全国重症心身障害児(者)を守る会
    顧問 古川 英希氏
担 当:事務局
参加者:35名

昭和39年に創立した全国守る会の60年の歴史をひもとき、故北浦雅子会長が半世紀におよんで築いてきた足跡と歴史や故北浦会長とのエピソードなどお話しいただきました。
守る会の原点は本人とお母さんであること、親は日々を大事に一生懸命生きること、守る会は親だけで守るのではなく社会の皆で守る会であること、社会の子ども達に心身に重い障害がある児者の懸命に生きる姿を見てもらい、若き人達の心に種をまき、20年後に障害のあるこの子らを守る社会の一員になってくれれば良い等、今後の親の会活動のあり方などもお話いただきました。
古川氏の巧みな話術で参加者の守る会への理解が深まった講演会でした。

<参加者の感想> 一部抜粋
・心に残る講演でした。北浦会長が残された「社会の価値観を変える」という覚悟。素晴らしい会の中で活動していると感動しました。
・新しい仲間作りが難しい昨今、守る会の理念を信じ活動していきたいと思いました。
・守る会の原点は母がわが子に向き合う姿、守る会の運動は地道に重症心身障害のことを社会に知ってもらう活動だと改めて思いました。施設保護者会活動は施設内のことになりがちですが、社会に向かう活動も続けて行きたいと思います。
・改めて守る会の成り立ちについて知る機会となり日々の生活、子どもへの対応等、考え直すことが必要!分会の活動にも反省点、たくさんありました。お話を伺いでき良かったと思います。