令和5年度 第1回「両親の集い(月例会)」報告

講 師:国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院
脳神経小児科診療部長 小牧 宏文先生

日 時:令和5年10月13日(金)10:30~12:30
会 場北浦記念館3階 地域交流ホール
テーマ:「重症心身障害児者と小児神経疾患」
講 師:国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院
    脳神経小児科診療部長 小牧 宏文先生
担 当:武蔵病院分会、小平市分会
参加者:43名

小牧先生のご講演の前に、国立精神・神経医療研究センター病院の阿部康二院長先生からビデオメッセ-ジによるご挨拶と病院設立の経緯についてご説明をいただきました。

講演では、小牧先生の生い立ちそして、医師としての進路、今後の医療に対し期待すること等のお話がありました。

また、病院の高度先進医療、てんかん支援拠点病院としての役割、発達障害、他病院との医療連携、災害時の飲料水供給支援、医療入院時での呼吸・栄養・褥瘡管理等多岐にわたってご説明を頂きました。

最後に、「今後期待すること」として以下の項目を挙げておられました。
・社会の理解の深化、エンパワーメント
・医療者人材確保
・AIの活用(意思疎通、モニタリング、介護支援)
・治療の向上

<参加者の感想> 一部抜粋
・最新医療の取り組み、移行期医療の課題、早期治療の必要性、発達障害の課題等を学ぶことができました。
・今の医療の進歩を心強く思いました。
・最先端の医療・研究に取り組むナショナルセンターでありながら、地域に開かれた病院を目指し、重症児者一人ひとりの人生に寄り添い、家族の思いを大切にしてくださっているお話を聞き、心強く励まされました。