令和3年度「両親の集い(月例会)」報告

日時:令和 3 年 9 月 16 日(木)
会場:江東区文化センター展示室
参加者:52 名 会場参加と Zoom 参加で開催

【講演1】
講師:一般社団法人
結ライフコミュニケーション研究所
理事長 高橋 宜盟氏
テーマ:「意思決定支援の一助とICT機器活用機器事例紹介」
機器を利用して意思表出を紹介する動画は、重症児者本人と支援者の微笑ましい様子や本人の真剣なまなざし等、重い障害のある方の多様な利用場面を拝見しました。 本人が声を上げながら「出来た!」と達成感を表し、指を懸命に動かそうとする姿から、講師の言わんとするところが伝わってきました。
本人の意思を表す支援のあり方や重い障害がある本人の意思を確認する大切さを学びました。

【講演2】
講師:都立東部療育センター
副院長 益山 龍雄氏
テーマ:「 ACP (アドヴァンス ケア プランニング)人生会議について学ぼう」
両親の集い誌に掲載された内容をさらに深く切り込まれました。 ACP にいたるまでの準備、何のために必要なのかを資料をもとにご講演いただきました。
医師である益山氏の経験も含め、支援会議の具体例として 、 現在の在宅重症心身障害児者のACP の事例をお話しいただきました。 人生会議は、一人の人がいかに良い人生を送ることができるかを 本人の意思をもとに考えることであり、 必要とする医療や親 ・家族のその時の思いを記録にしていくことで最良の意思決定につながっていくこと 、 親亡き後でも親がその時々に話していた記録も本人の幸せにつながること、 関係者と繰り返し話し合う記録を積み重ね、共有することが大切であると話されました。

参加者の皆様にとってACPを具体的に考える一助になったのではないでしょうか 。重症児者が輝いて生きていくために日頃からACPの視点を持ちたいと思いました。