第60回重症心身障害児(者)を守る全国大会 報告

基調講演 講師:みさかえの園総合発達医療福祉センターむつみの家 施設長 福田 雅文氏
京谷副会長

開催日:令和5年9月9日~10日(土日)
会 場:広島市 リーガロイヤルホテル広島

55周年記念大会が開催されて以来、4年ぶりの開催でした。1日目は行政説明・4分科会・懇親会。2日目は基調講演・式典が行われました。基調講演の最後に急遽、晩年の北浦会長の逸話を親として京谷副会長が話しました。また、来年度は60周年記念大会の次期開催地挨拶を安部井会長が行いました。
 
《行政説明》
「障害児支援施策の動向」
講師:こども家庭庁支援局障害児支援課長 栗原 正明氏

こどもまんなかの社会を実現するために創設されたこども家庭庁は、放課後等デイサービス等の児童福祉法の障害児福祉サービスを、厚生労働省は障害者総合支援法の障害者が利用する障害福祉サービスを所管し、居宅介護等の児と者が利用する福祉サービスは共管し、切れ目のない支援を継続するとのことでした。

《基調講演》
『生きるとは何か』『人生の幸せとは何か』
―ヒサ坊に生きた北浦雅子の生涯―
講師:みさかえの園総合発達医療福祉センターむつみの家

   施設長 福田 雅文氏
「重い障がい児に導かれて」を執筆された先生から北浦会長の母親としての想い等を直接伺い、守る会の原点を知る機会となりました。故北浦会長への感謝の気持ちを忘れずに活動していかなければと思いました。